薬を飲んでいたら、急に自分の尿や便の色が変色したということがあるかもしれません。
初めてそういう現象に見舞われたら誰でも驚きますが、もしかしたらこれは危険な兆候なのか、あるいは副作用の一種なのかと思ってしまう人もいます。
実際のところはどうなのかといえば、薬を飲んで尿や便の色が変わることについては、心配する必要がない場合と、注意したほうがいいものとがあります。

心配なケースと心配ないケース

ほとんどのケースでは尿や便の変色を心配しなくてもいいのですが、服用している薬によっては副作用の結果として症状が現れていることがあるので、その場合は注意が必要です。
例えば、抗菌剤とか抗アレルギー剤においては、その副作用の結果として尿の色が変わるということがあります。
この場合は注意を要するので、すぐに医師に相談しなければなりませんが、
しかしそれ以外のケースではほとんど心配する必要のないものばかりです。

副作用によって色を変える薬とそうじゃない薬がある

この点を正しく見分けるために、副作用によって尿や便の色を変えることがある薬と、そうじゃない薬について知っておくことが大切です。
まず、副作用ではなく尿の色を変えることがある薬については、抗パーキンソン剤、消炎鎮痛剤、下剤、血圧降下剤、抗トリコモナス剤、抗リウマチ剤、骨格筋弛緩剤、ビタミンB2などがあります。
副作用ではなく便の色を変えることがある薬として、消化性潰瘍治療剤などがあります。
さて、薬の副作用によって尿や便の色を変える可能性のある薬には、抗菌剤、抗アレルギー剤などがあります。
すでに述べたように、尿や便の色が変わるのは、薬の性質によるものがほとんどで、実際には副作用と関係のないものばかりです。
副作用の結果として尿や便の色が変わるのはレアケースなので、そのレアケースがどういうものか知っておけば、安全に対処することができます。
ただしどうしても不安になる場合は、担当医に相談してアドバイスを受けるようにすれば、疑問点を解消することができます。