薬を服用するときに、副作用を防止することは大切ですが、それでも副作用が実際に起きてしまったら、その場合はどう対処したらいいのか、そのことについても考えておかなければなりません。
薬の副作用と一口にいっても、二通りがあり、より症状の重い副作用と、症状が比較的軽い副作用とがありますが、ここではそれぞれの症状に分けて対処法を紹介していきたいと思います。

症状が重い副作用と軽い副作用

まず、副作用の症状が比較的軽い場合ですが、この場合は特別な処置は行わず、そのまま我慢してもらうことが多くなります。
これは一つには治療効果とのバランスを図るためでもあり、また軽い症状については、特別な処置をしなくても時間の経過で収まることが多いためです。
そのため、症状が軽い副作用のときは、そのまま様子を見ながら経過を待つのが一般的な対処法です。
もちろん、時間が経過しても症状がなくならないとき、あるいはますます症状が重くなっていく場合は、主治医と相談のうえ使用法や使用量を調整しなければならなくなります。
一方、副作用の症状が重い場合ですが、こちらは放っておくと命のかかわる重篤なものもあるので、ただちに主治医に相談して、薬の使用を停止するなどの処置が必要になります。
副作用には、前述したように時間経過で収まっていくものもありますが、収まるどころか症状が悪化していくものもありますので、こういう重い症状が出たら、すぐにかかりつけの病院を受診してください。

自己判断で処置しないこと

ところで、副作用が起こったときそれを自己判断で処置しようとする人がいるかもしれませんが、これはとても危険なことです。
特に症状が重い場合は、急いで処置しなければならないと思って性急に薬の使用を停止したり服用量を変えたりするかもしれませんが、自己判断で行うとかえって副作用の危険が増す恐れがあるので、薬の使用の変更については、必ず担当医の判断を仰ぐようにしてください。
この点、突発的な事態に慌てなくていいように、普段から自分で薬や副作用の知識を学んでおくのはいいことです。